1964-06-19 第46回国会 衆議院 大蔵委員会 第55号
○奥野委員 設計上の問題は、先日テレビ放送を見ておりまして、竹山謙三郎氏が地盤に応じて少し考え直さなければならぬのじゃないかというようなことを述べておられるようでありますので、いまお話しのように今後学界においても問題になってくるだろうと思うのでございます。
○奥野委員 設計上の問題は、先日テレビ放送を見ておりまして、竹山謙三郎氏が地盤に応じて少し考え直さなければならぬのじゃないかというようなことを述べておられるようでありますので、いまお話しのように今後学界においても問題になってくるだろうと思うのでございます。
○参考人(竹山謙三郎君) 先ほどちょっと私の申し上げたことに言葉が足りないか、何かお聞き違いがあったのかと思いますけれども、私が先ほどお答えいたしましたのは、超高層ビルを建てる場合に危険だということをいきなり言っているのではないのでございまして、現在研究中のものがまだ完了するまでは、安全側に設計しておいてもらいたいということを言っております。
○参考人(竹山謙三郎君) それは非常につらい御質問でございます。
○参考人(竹山謙三郎君) 現段階ではある程度に押えられるだろう……。
実は先ごろ建設省の建築研究所長の竹山謙三郎さんにお話を伺ったのでありますが、そういった泥の層、いわゆる沖積層が三十メートル毛あるところになりますと、その上を埋め立てて家を建てましても、木造の場合は、地震に非常に弱い、また、鉄筋コンクリートにいたします場合も、非常に建築が困難であるという御意見を持っておられたわけであります。
○説明員(竹山謙三郎君) 私の意見といたしましては、一番最初に申し上げましたように、非常に不十分であると思っております。そして今後、大いにその方を発展させるべく努力いたそうと思うし、本省の方にも努力して、がんばっていただこうと思っております。その点は、全然変っておりません。
○説明員(竹山謙三郎君) 今申し上げたのは、本来の研究的なものでございますね。あとの研究は、もう完了して、それをルーティン・ワークに流すようなものにつきましては、地方の公立の研究所というようなところ、あるいは公団というようなところ、そういう試験場で大いにやって、もらいたい、こういうように考えております。
○説明員(竹山謙三郎君) 持っております。
○説明員(竹山謙三郎君) 建築研究所は非常に研究員と申しますのが多いのでございますが、補助員というのは非常に少い。これは設立の事情によりまして、初めとにかく幹部だけふやして、あとで手をふやそうと思っておりましたときに定員法がしかれましたので、下を切られてしまいました、そのためにアンバランスで逆ピラミッドになっております。その点私どもは非常に研究遂行上苦労をいたしておるところでございます。
○説明員(竹山謙三郎君) 私の方では非常に住宅建設に役立つものと思っておりますが、さらにそのほかに住宅公団、あそこで研究費用を持っております。その住宅公団から、かなり多量の委託を受けて、その方で不足の部分をカバーいたしております。
○説明員(竹山謙三郎君) お答え申しますが、建築研究所に参ります委託研究が経常的なものではございませんので、その都度それを雇い入れることになっております。